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膣カンジダに感染する原因と治療方法

2019年12月19日
悩んでいる男女

人体には色々な細菌やウイルスなどの微生物が生息していますが、なかにはカビの一種の真菌なども分布しています。カビの一種の真菌が原因菌となる感染症には水虫やタムシなどが有名ですが、同様に感染頻度が高いのがカンジダという真菌があります。真菌自体は免疫力が正常に機能し、体調に特に問題ないときには病原性を発揮することはありません。しかし免疫力が低下したり、疲労やストレスなどが蓄積したコンディションの下では、カンジダガ異常増殖し様々な症状が出現することがあります。

カンジダは全身の皮膚や口腔粘膜・消化管粘膜など、身体のどこにでも生息っしています。理屈の上では皮膚や口腔などに発生する可能性はありますが、主に病変部位になるのは膣になります。膣や外陰部などでカンジダが異常増殖し炎症症状をもたらすのが膣カンジダになります。膣には体温と適度な水分がそろっているばかりか、成熟した環境では糖分などの栄養素も豊富です。そのため免疫力低下やストレス蓄積などのきっかけで常在菌バランスが崩れると、カンジダガ爆発的に増殖する現象が見られるわけです。

膣カンジダの主な症状はオリモノの色合いや分泌量の変化や、膣の発赤や発疹などが中心です。感染が外陰全体にまでは波及すると灼熱感や激しい痒みに悩まされることも。炎症がアクティブな状況では性行為時の痛み等の症状に遭遇する場合もあるようです。

膣カンジダの治療は抗真菌薬を投与することで、カンジダの増殖を抑制し諸症状の沈静化を図ることにあります。主な治療薬はカーネステンクリームになります。カーネステンクリームはイミダゾール系の抗真菌薬で有効成分にクロトリマゾールを配合しています。カーネステンクリームの有効成分のクロトリマゾールには、カンジダや白癬菌などの細胞膜を阻害する効果をもっているので、真菌類は増殖できなくなるので炎症症状の緩和をもたらします。日本国内ではエンペシドクリームのぢょう品名がつけられています。カーネステンクリームのカンジダへの治療薬としての効果は90%超えと非常に良好な治療成績を納めているのです。
ただしカーネステンクリーム単体で、膣カンジダを完治させるのが困難な側面があります。解剖学的にクリームを塗布できる範囲には限りがあり、膣の病巣の原因菌にまで有効成分を浸透させるのは困難です。そこでカーネステン膣錠との併用するのが効果的です。

カーネステンクリームと膣錠の併用治療で外陰部や膣の浅い部分だけでなく、さらに深い感染病巣にも有効成分を浸透させることが可能です。膣カンジダの治療中は患部の安静を保つことがポイント。性交痛を自覚するときはもちろん、そこまで炎症が深刻でないときも、完治までは安静を保つのが回復にはこうかてきです。
なおカーネステンクリームは副作用が少ない安全なカンジダ症治療薬です。遭遇する可能性のある副作用で主なものは、軽度の刺激感や発赤程度。使用を中止すれば速やかに回復します。