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尖圭コンジローマに感染する原因と治療方法

2019年11月02日
カプセルが乗っているスプーン

性器にイボのような腫瘍が複数発生しているような症状に心当たりがあれば、尖圭コンジローマの可能性があります。尖圭コンジローマの原因はヒトパピローマウイルス(HPV)に感染することによります。感染経路は性行為でることから、性行為感染症の一種と認識されています。類似した兆候をしますもので、人体に影響のない兆候もありますが、尖圭コンジローマの特徴のひとつに時間経過に従ってイボの数は増加し、イボ同士が融合巨大化して鶏冠状の形状を呈したり、カリフラワーのような外観に成長するという事実を指摘することができます。HPVには数多くの種類が存在することがかくにんされており、尖圭コンジローマの原因となるのはHPVの4型6型11型など。子宮頸がんのリスク要因になる種類は含まれていませんが、発がん性のリスクは皆無ではありません。痛みやかゆみなどの自覚症状が殆どないことから長期間放置される傾向がありますが、自然治癒することはなく成長を継続する一方なので、適切な治療でケアを実践する必要があります。

尖圭コンジローマのサイズが一定以上に成長した場合には、手術で外科的に切除するのが一番効率的な治療になります。手術で取り除くことの最大のメリットは肉眼的に確認出来る病変部位は、ほぼすべて切除することが出来るので、巨大なサイズに成長した場合でも確実に除去できる点にあります。しかし手術で肉眼で確認できる病変部位を切除できても、再発する事例がしばしばです。肉眼で確認できる病変部位は必ずしも、感染範囲を一致するわけではありません。手術で完全に切除できたように見えても、肉眼で確認できない範囲にHPVが感染を拡大していることが珍しくないので、非常に再発するリスクが高くなっています。

そこで手術の再発予防や、単独治療の場面で使用されることが多いのが、治療薬のベセルナクリームになります。ベセルナクリームの有効成分はイミキアドであることから、イミキアドクリームの別名もあるほどです。ベセルナクリームを代表とするイミキアドクリームには、免疫機能を活性化する作用をもっています。尖圭コンジローマの治療薬であるイミキアドクリームには塗布部位の免疫機能を活性化する作用をもっており、免疫細胞の影響で人為的に炎症を引き起こすのが特徴です。ベセルナクリームの配合成分には、免疫機能のサイトカイン放出を促しリンパ球やマクロファージなどを招きよせる作用を有しているので、HPVへの攻撃を促します。同時にウイルスに感染した細胞を廃除する効果も有しているので患部の回復を促進する効果も有しているのです。

しかしベセルナクリームには尖圭コンジローマの治療薬として高い実績を有する反面、副作用のリスクもあります。ベセルナクリームの有効成分イミキアドには、人為的に免疫反応を刺激して炎症を引き起こします。その際に発赤や発疹、かゆみなどの副作用に遭遇する可能性を念頭におく必要があります。