• ホーム
  • コンドームを付けたからといって性病を完全に予防することはできない

コンドームを付けたからといって性病を完全に予防することはできない

2020年02月25日

コンドームを使用する目的には大きく分けて二点、指摘することが出来ます。それは避妊目的と性病予防になりますが、これを使用したからといってこれらの目的を確実に達成できるとは限りません。望まない妊娠や性病罹患は、当事者にとって大きな負担になり、時には人生を狂わせてしまうことも。確実に避妊し、性病感染を予防するために、コンドームとどのように向き合えばいいのか、対策を検討して参りましょう。

まずコンドームを避妊目的で使用する場面を想定してみます。避妊具として装着して性行為に及んだ場合に、リスク要因になるのが破損や途中で脱落してしまうことです。正しく装着しないとずれたり、行為の途中で破損してしまうというわけです。コンドームは避妊具として実績がありますが、使用方法を誤ってしまえば避妊に失敗する可能性は厳然と存在しています。そこでオススメなのはエポカのように殺精子剤入りのタイプを選ぶことです。エポカにはメンフェゴールという名前の殺精子剤入りなのが特徴。有る研究報告によると、メンフェゴール使用による精子は運動率・生存率共に0であったとされています。エポカに代表される殺精子剤入り仕様のコンドームを使用すれば、射精後誤って外れてしまっても妊娠のリスクを低く抑えることが叶います。
そして性行為感染症予防の視点から、コンドームの使用について検討してみましょう。この場面で禁じ問題視されているのが、オーラルセックスが主要な感染経路の一つになりつつある事実です。

オーラルセックスでは妊娠の可能性を検討する必要がありません。妊娠する可能性がないのに、わざわざコンドームを装着するまでもないという、見解が広く行き渡っているようです。
しかしこの考え方は、性行為感染症予防の観点でみると非常に危うい思考と評価せざるをえません。なぜなら多くの性行為感染症の原因菌やウイルスは、精液や膣分泌物などの体液に大量に混和しているからです。たとえばHIVはたしかに唾液に接触した程度では、移るリスクは無視できるほどのレベルとされています。しかしオーラルセックスになると話は別です。体液に含まれた大量のHIVに粘膜が暴露されることになり感染するリスクは、性行為と同等レベルになるのです。

またオーラルセックスは性風俗におけるサービスの主要なメニューになっています。顧客満足度をあげるためにコンドームの装着を推奨しない店舗の存在も指摘されているほどです。しかも性風俗サービスを提供する場面では、不特定多数を相手にオーラルセックスを提供していることは簡単に想像できます。昨今のクラミジアや淋菌患者の咽頭において、原因菌の存在が高い確率で確認されるのも、無防備なオーラルセックスの横行に関係があると考えることが出来ます。したがって性行為感染症のリスクを低減し身を守るためには、積極的にコンドーム装着をすることが一種のエチケットになっているといっても過言ではありません。