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クラミジアに感染する原因と治療方法

2019年11月13日
頭を抱える男性

最近患者数が急増し、数ある性行為感染症のなかでも最大の新規患者数を数えるのが、性器クラミジアになります。原因菌はクラミジア・トラコマティスという細菌で性行為などを介在して感染が広がることに。クラミジア自体は他の細菌のように自立して繁殖する能力を身につけていないので、宿主の細胞のたんぱく質内部で生息します。感染しても当初は繁殖能力を獲得していませんが、やがて繁殖能力をもつ網様体へと形態変化し、増殖を開始するわけです。宿主の細胞内のたんぱく質をもとに繁殖しますが、1000個ほどに増殖した段階で飛散し別の細胞への感染を拡大します。そのため潜伏期間に1週間から3週間ほどの時間が必要になるので、原因となる性行為などに心当たりがないことが少なくありません。また潜伏期経過後に発症する症状も自覚症状に乏しく、女性の場合は無症候性のまま長期間、放置されていることがあります。女性では外陰部のかゆみやカッテージチーズ上になるオリモノの変化、男性の場合も軽度の尿道炎程度の症状に留まるのが大半です。しかし無自覚のまま感染を広げるリスクや後遺症による不妊症のリスクがあるので、確実に治癒させることが必須です。

ところで性器クラミジアは細菌感染症の一種なので、治療薬は抗生物質が中心になります。治療薬には従来からクラビットなどが投与されてきましたが、薬の飲み忘れの問題などがあるので現在の第一選択の治療薬はジスロマックになります。ジスロマックは有効成分にアジスロマイシンを含んでいるのが特徴です。ジスロマックの有効成分アジスロマイシンは、1回服用するだけで治療は完遂するので飲み忘れのリスクがなく、胎生期出現のリスクがないのが大きなメリット。1回の服用だけの治療薬を可能にしているのはジスロマックの血液中の有効濃度の持続時間の長さです。1回のアジスロマイシン投与分1000mgは、血期中薬剤濃度が半減するまでには、68時間ほどの余裕があるとされています。

3日から4日間の間に一回訪れる細胞分裂の機会を逃すことなく、殺菌効果を発揮するので効果的に体内から原因菌を根絶することが可能です。
ジスロマックは90%以上という効果の高さがありますが、副作用が少ないとされています。主な副作用は軽度の頭痛や、腹痛や下痢などの消化管症状ですが、ほとんどは軽症で回復します。
ところでジスロマックは承認後豊富な治療実績があり、特許期間が切れているのでジェネリック医薬品が登場しています。

ジスロマックのジェネリック医薬品で代表的なものがアジーになります。アジーは有効成分にアジスロマイシンを配合しています。そのためジスロマック同様にクラミジアに対する高い治療効果を期待できます。治療効果が同じでありながら薬価が安いのが特徴。ジェネリック医薬品は膨大な研究開発費用が不要なので、同じ効果を持つことが期待されるだけでなく安い値段で性器クラミジアを確実に治癒することが出来ます。